僧侶 読経

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朝日新聞に載った被災地に読経を捧げる僧侶の写真は多くの反響を呼びました。

そんななか、多くの人が感じた思いを表しているブログがありました。
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今日の午前中に、何気なくテレビをつけたら新聞に載った僧侶が、やはり瓦礫ののこるどこかの町で祈っている姿が映し出さた。 新聞と違っていたのは、瓦礫の只中で祈る彼とそれを遠巻きにして、被災した住民たちが一緒に合掌する姿が映し出されたこだった。 

された青色の衣をまとった僧侶が、瓦礫のひろがるなかで祈っていた。

ともに祈る被災した住民の姿を見たときに私たちは、ずっと昔からこうして祈りながら生きてきたのだ。。
と気がついた。

日本史の授業で習った(全部忘れたけど)仏教の歴史。
映像を見た瞬間に、私の頭の中で、スゴイ勢いで日本史の教科書のページがめくられた。
(何も覚えてはしないんだけど・・・そんな感じだった)

宗教はなんのためにあるのか・・が、感覚的に分かったような気持になった瞬間。

私たちは、大災害の只中にいる。
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立教新座高校の卒業生に送る校長のメッセージ  (卒業式が中止になったので敢えてインターネットで)
 
悲惨な現実を前にしても云おう。

波の音は、さざ波のような調べでないかもしれない。荒れ狂う鉛色の波の音かもしれない。
 
時に、孤独を直視せよ。 海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。

青春とは、孤独を直視することのだ。 

直視の自由を得ることなのだ。

大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。自己が管理する時間を、ダナミックに手中におさめよ。 

流れに任せて、時間の空費にうつつを抜かすな。

いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。

いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、それを直視することの他に我々にすべはない。

海を見つめ。大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。

真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈するな。未来に向かえ。

別れのカウントダウンが始まった。忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘るな。

鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。

愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。

教職員一同とともに、諸君等のために真理への船出に高らかに銅鑼を鳴らそう。

 「真理はあなたたちを自由にする」(Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ ヘー アレーテイア エレウローセイ ヒュマース)・ヨハネによる福音書8:32

 一言付言する。

泥の海から、救い出された赤子を抱き、立ち尽くす母の姿があった。行方不明の母を呼び、泣き叫ぶ少女の姿がテレビに映る。家族のたに生きようとしたと語る父の姿もテレビにあった。

今この時こそ親子の絆とは何か。命とは何かを直視して問うべきなのだ。

今ここで高校を卒業できることの重みを深く共に考えよう。

そして、被災地にあって、命そのものに対峙して、生きることに懸命の力を振絞る友人たちのために、声を上げよう。共に共にいまここに私たちがいることを。

被災された多くの方々に心からの哀悼の意を表するととともに、この悲しみを胸に我々は新たなる旅立ちを誓っていきたい。

巣立ちゆく立教の若き健児よ。

日本復興の先兵となれ。

本校校舎玄関前に、震災にあった人々へのための義捐金の箱を設けた。(3月31日10時からに予定されているチャペルでの卒業礼拝でも金をお願いする)

被災者の人々への援助をお願いしたい。もとより、ささやかな一助足らんとするものであるが、悲しみを希望に変える今日という日を忘ぬためである。卒業生一同として、被災地に送らせていただきたい。
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